回生(かいせい)充電って何?
電動アシスト自転車には、モーターが搭載されていて、発進時、登り坂など強い力が必要な時、アシストしてもらえます。
モーターと発電機は構造が同じで、モーターとして使う場合、電気を流すと軸が回転します。 逆にモーターの軸に、外部から回転力を与えると電気が発生します。
電動アシスト自転車の回生充電は、ブレーキをかけた時、坂道を下る時、平地を惰性で走っている時など、電気を必要としないタイミングに、一時的にモーターを発電機に変え、電気を起こします。
イメージとしては、自動車のエンジンブレーキをかけた時と同じような状態になります。
回生充電機能は下り坂さえあれば充電して貰えますが、通常の使い方だと下り坂もあれば登り坂もある訳で、登り坂で使ったエネルギー100%を下り坂で取り戻す事ができる訳ではありません。
どちらかと言えばほんの少しだけ(10%~20%程度)走行可能な距離が伸びるだけと思っていただければ良いと思います
前輪発電型と後輪発電型の回生充電
回生発電には前輪発電型と後輪発電型があり、それぞれ長所、短所があります。
現在国内で発売されている回生充電搭載車は、パナソニック、ブリジストン、AeroLife、ミヤタから発売されています。
パナソニック、ブリジストン、ミヤタの電動アシスト自転車が前輪発電型、AeroLifeの電動アシスト自転車が後輪発電型です。