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電動アシスト自転車選び

電動アシスト自転車は「買って良かった」と思える商品か?

◎電動アシスト自転車って本当に良いの?

子供の頃初めて自転車に乗る時、お父さんに後ろから押してもらい、スイスイと進む心地良さを味わった記憶はありませんか?

電動アシスト自転車は、幼少時の心地良い感覚を呼び覚してくれる電気の力を借りて(アシストして)走る、とてもラクチンな乗り物です。

坂道の多い地域に住んでいる方、子供を自転車に乗せて走ることが多い方、買い物で重い荷物を運ぶことが多い方、脚力が弱りがちのお年寄りの方には特にお勧めの乗り物です。

私が仕事で通う東京の「表参道、赤坂、六本木」地区は坂道が多く、他の地域と比べても電動アシスト自転車の利用率が高く、とても多く見ることができます。 坂道の多い地域では、それだけ必要とされているのだと思います。

価格は、一般の自転車に比べ4~8倍、価格で5万~15万円にもなります。

又、使われているバッテリーやブレーキ部品は消耗品で、使用目的に合わない低い能力の電動アシスト自転車を購入した場合、購入後数年で追加出費を迫られることになります。 買った後で「失敗した!」と思わないように、事前のチェックが大事です。

電動アシスト自転車は、選択・使い方を誤らなければ、安全で「買って良かった」と思える、お勧めの商品です。

このサイトでは「電動アシスト自転車の選び方・ここがポイント」と題して、購入時に押さえておきたいチェックポイントや、安全に関する情報他様々な情報についてお知らせします。

電動アシスト自転車


◎ここが違う、一般自転車と電動アシスト自転車

<構造の違い>

  • 走る前には、スイッチをONにしないとアシストしてくれない
  • スイッチをONしてもペダルを漕がないと前に進まない
  • バッテリーとモーターを積んでいるので重い
  • バッテリーが減ったら充電する必要がある
  • バッテリーは取り外すことができる
  • 充電の為の電源が必要
  • アシストする速度に時速24Kmの制限があり、それ以上の速度が出しにくい

<機能、他>

  • ペダルを踏み込む力1に対して2の力で補助してくれる
  • 車体が重いので、早めのブレーキが必要
  • 平均的にギア比が低く、ペダルを漕ぐ回数が多い
  • 停車時にペダルに足を乗せたままだと前進してしまう
  • 登り坂は、誰かに後ろから押して貰っているようにラクラク登れる
  • 平均して車体が重く、タイヤの空気漏れやパンクが多い
  • 値段が高い

電動アシスト自転車


◎ここが違う、電動自転車と電動アシスト自転車

電動アシスト自転車と電動自転車(フル電動自転車)は同じ自転車に見えますが、国内の大手メーカーで販売されている物は全て電動アシスト自転車です。

便宜的に電動アシスト自転車のことを電動自転車と呼んでいる場合がありますが、正式には電動アシスト自転車が正しい呼び名です。

電動アシスト自転車と電動自転車(フル電動自転車)の違いは

電動アシスト自転車

  • ペダルを踏み込む力(踏力)1に対して最大で2倍の力をモーターで補う。
    (逆に言うと最大1/3の力で走ることができる。)

  • モーターの力を使う事が出来るのは時速24km/時までで、それ以上の速度は人力だけの走りになります。

電動自転車(フル電動自転車)

  • ペダルを踏む必要はなく、極端な話ペダルから両足を放していても走行が可能で、オートバイと同じ様な操作方法で走る。

  • 時速24km/時以上の速度でもモーターの力で走ることができる。

一見電動自転車の方が魅力的に見えるかもしれませんが、国内の使用には道路交通法で規準を満たした電動アシスト自転車のみしか許可されていません。
(詳しくは別ページ道路交通法で制限される電動自転車をご一読下さい。)

電動自転車で公道を走るにはオートバイと同様にナンバープレートの取得が不可欠です。

同じ自転車のように見えますが全く異なる自転車で、電動自転車(フル電動自転車)で公道を走ると道路交通法で処罰の対象になります。 実店舗では説明があり間違う事は無いでしょうが、ネット通販で購入される方は以下の点に注意して下さい。

  • 国内メーカー製(パナソニック、ヤマハ、ブリジストン、ミヤタなど)の電動アシスト自転車

  • 国内又は海外の企業が企画して日本国内の規準を満たす、又は形式認定(TSマーク)を取得している電動アシスト自転車

  • 輸入品では公道走行が可能か不可かの確認(確認できない物は購入しない)

  • 輸入品で極端に安い物は特に要注意です

  • シマノ製を強く打ち出した自転車(輸入品に多い)

  • シマノ(SHIMANO)は高品質な自転車パーツを国内だけでなく世界中の自転車に採用されている部品メーカーですが、現時点で完成品の自転車は販売していません。

以上のことを確認して下さい。


電動アシスト自転車選び・ここがポイント チェックリスト

購入時にチェックしたいポイントは以下のリストのようになります。

使用目的別で選ぶ

 1.使用目的

  • 子供を乗せて走りたい
  • 通勤通学に使いたい
  • 買い物に使いたい
  • 仕事に使いたい
  • 街乗りに使いたい
  • サイクルスポーツに使いたい
  • 重い荷物を運びたい

 2.性能

  • 走行可能距離の長い電動アシスト自転車
  • アシスト能力の高い電動アシスト自転車
  • ギアの段数が多くスポーツ走行も可能な電動アシスト自転車

 3.値段

  • 国産一流メーカー品 65000円~
  • 国産自社ブランド 40000円~
  • 輸入一流メーカー品 100000円~
  • 輸入品自社ブランド 20000円~

 4.サイズ

  • 20インチ
  • 24インチ
  • 26インチ
  • 27インチ
  • 特殊なサイズ

 5.メーカー

  • パナソニック
  • ヤマハ
  • ブリジストン
  • エアロライフ
  • ミヤタ

 6.機能やアクセサリー

  • 回生充電車
  • 前輪駆動車
  • 後輪駆動車
  • 子供乗せキャリア
  • 駐輪時の安全ブレーキ
  • 前照灯の性能
  • 操作パネルの使いやすさ
  • バッテリーの互換性

 7.重量

  • 軽量車
  • 一般車

 8.耐久性・安全性

  • フレームの強度
  • 安全対策
  • モーターの寿命
  • バッテリーの寿命

 9.補償・保険・修理

  • 盗難補償
  • 盗難保険
  • 傷害保険
  • 購入後の修理
  • 消耗品パーツ類の入手


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